M-60 

アサヒ ファイヤー アームズのM60です。
モデルガンでマシンガンが発売されないこともあり、モデルガンの代用として購入しました。
モデルガンのように材料の制約が無かったので、材質自体がモデルガンとは異なるため、金属製でかなり重量があり、外観はリアルに出来ていると思っています。
作動部分は、チャージングハンドルやカバー程度ですが、やはりマシンガンですので存在感は大きいです。
リアサイトです。
前方に倒すことが出来ます。
ただし、上下左右のサイト調整は出来ません。
別売で調整できるサイトが限定で発売されていましたが、購入しておりませんでしたので、そのままです。

(写真は半分起こした状態です。)
実銃どおりバレルロックを動かすことにより、バレルを分離することが出来ます。

←ロック状態
 ロック解除状態→
バレルを分離するにはもう一つロックがあり、バレルロックレバーの下側にイモねじがあります。
ロックだけでは保持できないための固定用ねじです。

ロックを外してバレルを分離した状態です。
このような形にバレルを取り外すことが可能です。
      ↑
セイフティです。
上側でOFF、下側でONとなります。
直接トリガーをロックする形式です。
バイボットです。
フロントサイト基部にあり、ばねにより常に引かれて固定されています。
バイボットを引っ張りロックを解くことにより展開できます。
またバイボットの足
は引っ張ることにより4段階に高さを変えることが出来ます。
収納はバイボットにあるボタンを押すことによりロックを解除して行います。
ショルダーレストも可動します。
このモデル購入理由の一つに上記のバイボットの使用感を知りたかったのと、このショルダーレストの使用感を知りたかったことがあります。
しかしながら、プローンポジションでの保持がいまひとつ理解でき
ておらず、どうもバットプレートが鎖骨に当たります。
どのように保持すればよいかご存知の方教えてくださいませ。
内部を見てみます。
まずカバー部分ですが、カートリッジを送る機構がまったくなく、単なるカバーの状態です。

さてこのモデル、稼動するには約0.49Mpa/Cu (5kgf/Cu)以上の圧力が必要で、付属品としてレギュレーターのガスホースが付いていました。
当時はガスの消費も多く左のエアータンクにて使用しておりました。
外部からのエアーをフレーム下部についているカプラーに接続します。
ホースにもワンタッチカプラーが付いておりワンタッチで接続できます。
作動はフィールドトレーにBB弾をジャラジャラ入れて、エアーを接続しハンドルを引くことにより最大60発を装填し、後はトリガーを引くだけです。
BB弾はエアーに押されつつボディ下の管路を通りバレル内の機構に送られ、機構部分がエアーにより前後することにより1発づつ連続発射されます。(記憶ですので定かではありませんが・・・)
チャージングハンドルを引くことにより、管路のシャッターが回転しBB弾が供給されます。
BB弾はスプリングによりエアー管路に送り込まれます。
その後、エアーにより矢印流れでBB弾が送られて行きます。
(もう使えないのでいつものようにカットしてみました。)


S字の管が付いているところが機関部です。
機関部内部の部品がエアーにより送られてきたBB弾により前後し1個づつBB弾を発射します。
前後する時はバレルも前後します。
この機構で前後振動と発射音が楽しめます。

内部部品がエアー圧で左側に移動すると、緑矢印部分からBB弾&エアーが送られBB弾が発射されます。
以上が今までのM60です。
残念ながら、2006年に改定された銃刀法により、現状ではこのモデルが規制の対象を免れる方法が無いため、発射機構の排除を行うこととしました。
まず機関部を取り除きます。
そのままではバレルが保持できないので、バレルも取り除いても良いのですが、将来電動化等をしたりする事も有るかも知れないので、機関部と同じ寸法の物をつくりバレルを保持させました。

これで機構が無く、バレルもつながっていないので発射は不可ですが、フレーム内の管路も取り除きます。
こんな事態になるなら無可動実銃の方が良かったのかと疑問も抱きながら、機構破壊しました。
しかし無可動模型としてコレクションしていきます。

在りし日のM60の可動姿です。

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